ギターを仕事にしていると、言われのない差別を受けることになる。
どうやら音楽で生計をたてると言うのが理解できないからであろう。 何やら怪しい人物と思われるからである。 親もとの近くで住居を持ち仕事の拠点にするか、或いはメデイアで知られるようになれば怪しい人物でなくなる。 以前朝日新聞に写真入りで私の事が載ったら何時も行く郵便局の職員の態度が一変した。 ご近所さんが急に笑顔で対応してくれた。つまりは身元が証明されたからである。 世間とはそうしたものである。であるから音楽家で生きようと思ったらご近所さんに自分をアピールする必要がある。 まずは健全な家庭生活を営むこと、そして自分がどんな仕事をしているかご近所さんに知らせる事。 さすれば生徒さんも増え収入も上がるだろう。また「扉はいつも開いています」と言う環境も必要なことだ。 残念ながら私は上記の事は全て失敗した。離婚もし、次から次へ恋人を作つた。又、知らない顔の人達が何人も出入りしたりする。ご近所が怪しい人間と何となく決めてしまうのは無理からぬ事だ。私も言われもなくご近所をすくなからず増悪した。 私はギターを選んで本当によかったと思う。ギターでなければ音楽生活を続けられなかった。何故ならギターは音が小さいのでご近所迷惑にはならない。ピアノの場合はそうは行くまい。大変だなー!。 私のギターで過去2回ほど問題が起こったが回避出来た。 一度目はアパートに住んでいたころ、お隣さんの通報でお巡りさんがやって来た。お巡りさんが私のギターを聞いて「大した事ではない。ご注意を…」で終わった。 二度目はここの一軒家に移ってからで、前の小母さんから電話で直接音が大きいと言われたから「うれしいなー!僕の出す音はお宅まで聞こえるのですか…」と言ったらそれ以後は電話はかからなくなった。 現在のところに住むようになってから10年を越えた。今年町内会の役員を何だか知らぬ間にやることになってしまった。 役職は保健推進委員 どうも役所が進める保健衛生行政の伝達役であるらしい。
by akiraogawaG
| 2005-04-27 10:27
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