カテゴリ:自転車旅行( 4 )

孤独と言う名の自転車

d0015174_7422741.jpg

GIANT escape R1を手に入れてから2週間になる。いまのところ近所を走っている。やっと走行操作が出来るようになった。

テネシー・ウイリアムズの戯曲に「欲望と言う名の電車」と言うのがある。それにちなんで「孤独と言う名の自転車」と言うタイトルをつけた。

折り畳み自転車「DAHON Jet Stream」も持っている。これはコンパクトに折り畳めて電車やバスなどの公共交通機関に乗れるので便利である。これに乗って東京の下町や長野県の田舎を仲間と輪行した。途中の町で買い物をしたり、観光をしたりして楽しかった。

だが自分の楽しみたい時仲間を集めてさあ出かけようとするのはなかなか困難がある。「お前に魅力が無いからだ」と言われれば「はい、そうですね」と答えるしかない。若い日と違ってもう生殖能力が低下した♂に魅力はすくない。では同世代の仲間を探そうとすると「そんな大変なお楽しみはごめんだね」と言うことになる。

そこで「孤独と言う名の自転車」になる。誤解のないように言って置きたいのだが、ぼくは好んで孤独になろうと思っているわけではない。いつも自然にそうなってしまうのである。いつも人と違うことをしてきた。

車は持ったことがない。観光ツアー旅行は嫌い。TVは見ない。買い物は嫌い。

「人ごみのなかは勘弁してくれ!」

さあこれから「孤独と言う名の自転車」に乗って僕はどこへ行こうかとしているのだろうか、僕にも分からない?
[PR]
by akiraogawaG | 2008-07-26 08:26 | 自転車旅行

GIANT escape R1

d0015174_982096.jpg

GIANT escape R 1を購入した。

横浜市戸塚区原宿にある「KAWATO」自転車店店長の川戸 慎一郎さんは自転車の事を話し始めると止まらない。ここのお店では割引はない。「メンテやサポートをしっかりやらせていただきます」とはっきり言われて、お金では買えないものがあるなと感じてここの店で買った。

何故自転車?をするようになったかと言うと14年前私は家に引きこもった生活を送っていた。病気と仕事の挫折で神経症を病んでいた。その時偶然「無印」で見つけたチェーンのない自転車が気に入ってこれにでも乗ったら気分転換になるかも知れないと思って買った。それが事の始まりになった。
私の家から、海まで40分その自転車を走らせて海をみて帰って来た。

やがて仕事に復帰した。



わしゃもうおじいさんだと言う現実は隠しようもない事実だ。もっとギターが上手くなりたいし、もっと勉強したい、もっと遊びたい、新しい女友達も欲しい。健康上の問題がいくつもあるのが、生活の為にギターを教え、演奏会もある、ボランティアの音楽会もしている。


何故クロスバイクか?



折り畳み自転車(DAHON)や電動自転車(6ike)も持っているが、もっと早く走りたいと言う欲求から「GIANT escape R 1」買い求めた。競輪選手のようなカッコをした自転車乗りをこの頃よく見かけるが、私の場合それとも違うのだ。早さと言うところでは1ランク下がったところで楽しみたい。私の求めているのは「自由」と言う言葉に尽きる。

かってヨットを趣味にしていたことがあってセーリングボートから始めてクルーザまで、仲間と伊豆半島や房総半島、伊豆諸島まで航海の経験があるが、そのヨットを始めた時も補助エンジン付きの船舶の免許制度が立ち上がって散々それが良いか悪いか議論された末、結局海技免許導入になった。それからヨットは我が国では少しは進歩は見られただろうか、ならなかった。成り金おじさんの「宴会船」文化になった。

この頃の原油価格の上昇で車から自転車に乗り換える人たちが急激に増加するだろう。自転車も原材料の値上がりで来年は高値になるだろうし、かってヨットで経験したような法律規制が強まるだろう。《人々の安全のため》と言う正義?で財団法人××が出来てお金を吸い上げる仕組みが出来るだろう。そうしたら「自由」は又無くなる。ヘルメットを被れ(ヘルメット製造会社が儲かる)厳格な自転車規制が始まり交通取り締まりのお巡りさんが上司から「今日は自転車をとりしまれ!稼いでこい!」とハッパをかけられる(国庫金が増える)終いには自転車免許制度が出来て、自転車学校が出来る。一時は万事。


終わり。


ここ何年間が「残された自由」を楽しむ時間帯だろう。わしゃその時間を楽しもうとしている。それにわしゃもう立派なおじいさんだ、何が起こってもおかしくない。どん欲に救いがたい人生を生きてきたのだしこれからもその路線は変わらない。終わりの日まで突走ろうぜ!もしGIANTに乗っている時に交通事故になったり血管がやぶれてそのままあの世に行けたら、それはそれで良い。誤解しないで呉れ悲壮な決意などない。わしゃ用心深い性格だ。

それにしてもまだ未完の仕事が山ほどあるのなー。冷静に考える。仕事は未完のまま終わるだろう。「わしゃ後は知らん。」


写真は「KAWATO」の店長川戸 慎一郎さん。お世話になります。

[PR]
by akiraogawaG | 2008-07-14 09:27 | 自転車旅行

輪行 観音崎

d0015174_6531766.jpg

朝天気予報を見て、空を見て、「今日でないと行く日はない」と急いで輪行の支度。時間は10分もかからない。

横須賀のソプラノ歌手Sさんに電話して今年の秋に予定されているサロンコンサート「スペイン」の打ち合わせを昼食を食べながらする。彼女の行きつけのお店に入り食事をしていると「K楽器」のオーナのK氏と偶然出会う。紹介して貰ってお話をする。

Sさんは仕事、僕は遊びと別れた。

観音崎へ向かう。走水を過ぎると海沿いにウッドで出来た散歩道がある。そこに自転車を乗り入れて走る。風は東京湾特有の冷たい東風と強い太陽光とが気持良い。海がざわざわと騒いでいる。見慣れた風景だが陸路自転車で来るとまた違っ風景に見えるから不思議だ。

写真はやはり自転車で来ていた中年の男性に撮影して貰った。ひとりで輪行しているので自分を撮すことはめったにない。感謝。

観音崎から浦賀に向かう。あっと言う間に浦賀に到着してしまう。東風の追い風に乗ったからだろう。
ベラシスヨットハーバーに行き喫茶室でコーヒーを飲む。ウイクデーのハーバーは殆ど人影が無い。
「アンギラ」に乗っていた頃、房総半島の帰りによくこの「ベラシス」に寄港した。静かな環境がここのそんなに大きくないハーバーの魅力だ。ここは旧日本海軍の秘密ドックの跡地に作られていて、そのレンガ作りのドックには、いまは静かな水ばかり。

京浜急行浦賀駅から電車に乗る。
[PR]
by akiraogawaG | 2007-05-29 07:33 | 自転車旅行

輪行 海辺の町を走る

d0015174_9142868.jpg

五月の風に誘われて三浦半島JR逗子駅にぼくは降り立った。
DAHONを唐草模様の風呂敷から取り出して、南へと走る。
昔ここの町の中学と高校にぼくは通学していた。逗子は海岸の町だ。
あぶずりのヨットハーバーで足を停める。
ここは中学生の時ぼくが海での泳ぎを覚えた場所だ。

更に南へ秋谷海岸まで行く。

紫外線なんかなんのその、裸になって潮風を感じようと上半身裸になって砂の上に横になる。太陽がまぶしい。

砂浜にパラソルが一つ、裸を楽しんでいるカップルがいる。

パラソルのした影強くして愛ふかし

ここ秋谷海岸にいると都会での生活がすーと遠のいてゆく…。「こんなところで静かに好きな女と暮らせたら…」といつも本気に思ってしまう。
世俗的な欲は全て捨ててひっそりと生きていたいと思ってから何年が経つだろう。

町も変わり海さえ変わったしまったのに、ぼくの本質は何も変わってはいない。

高校生の頃、試験時期になると何故かぼくは教科書とノートをもって鎌倉の山の中を歩きながら勉強する癖があった。
谷戸を見下ろす草叢に潜んで学校の勉強と妄想の狭間を楽しんだりしていた。
夕方になり谷戸にポット灯がともると悲しい気持ちになって「幸せなんてくるはずがない…」と本気で思った。

僕の自転車DAHON
[PR]
by akiraogawaG | 2007-05-25 09:11 | 自転車旅行