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大きなものから小さいものへ、そして大きな喜び

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東京八王子に多摩美術大学がある。丘の上にたつコンクリートの建物の直線が風景を切り刻んでいる、それに反抗するかのように「聞香」「ギター」による講座が4月17日午前行われた。私も教室の片隅でマイクなしのギターを弾いた。
伊達晟聴さんの「聞香」は伝統的な「聞香」の上に更に新しい未来を見つけようとする未来志向型のお作法である。詳しいことは伊達さんのブログに詳しく出ている。
伊達晟聴
小さく片隅で丸くなってギターを弾いているのが私。私はこうした位置が好きなのです。
講座が済んで昼食を食べながら伊達さんとお話をしていた時、私はふと思つた。未来に我々は何をなすべきか?それは直面している環境問題だ。とかくエネルギーの節約、欲望の制御と言うマイナス面でしか言われていない環境問題だがそうではない大きな喜びを与えて呉れる技術や方法があるはずだ。それは微かな香りを楽しんだり、マイクなしの生ギターの音を楽しんだりする事。それはお金もかからないし道具立てもいらない。
「自然と一体」と言う言葉に私は何時も偽物を感じているが、「自然にもっとも近い位置に自分を置く」と言う言葉には共感出来る。「聞香」「ギター」で自然にもっとも近い位置にもし身を置くことが出来れば、それは大きな喜びになるはずだ。そんな事考えながら又明日からのギター修行に励むことにしよう。
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by akiraogawaG | 2006-04-18 08:14

小川 彰ギター教室06発表会

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今年もギター教室の発表会の日が近ずいている。通常のお稽古日以外にも合わせものの練習に私の家にくるお弟子さんたちがいる。
そんな中、昔の小川彰ギター発表会のプログラムを持って来てくれたお弟子さんがいた。

第7回小川彰ギター教室発表会
1972年5月26日(金)PM5:30分 勤労会館。

ここで出演者の名前を列挙してみよう。
宇郷禎司、荒木富士夫、薦田紀子、伊藤よりお、佐田恵津子、飯吉 弘、深澤啓介、勝田秀明、東 俊郎、森田 聡、松沼良子、茂呂恭子、田村暁美、小林佐知子、針生須美子、神成紀子、飯田絹江、山崎千恵子、小山智也、古宮一男、近藤常雄、山崎裕康。合計22名。

これらの内、今年の発表会にも出演するもの3名。私が今でも名前を覚えているお弟子さんは15名。ここのところ今年を含めて4回はプラザホールで毎年行っている。都合何回目なのかいつのまにやら分からなくなったので、今回に見られるように「小川彰ギター教室06発表会」としている。

今回のプログラムと比較してみると出演者の年齢が全く違う。1972年の時は子供から大学生まで。今年は大学生から50代までと大きく変わっている。

1972年はギターブームの最中であった。ギターを弾く若者と言うイメージがあった。しかし現在、クラシックギターと若者と言うイメージはない。だが数は少ないが確実にギターの好きな若者たちはいる。 

まさに「ギターリストは一つの人種」なのである。

いま桜の花が散っている。浮き浮きとした気分になる五月の連休までの間の時期、舞台に向かってギターの練習に精出す私のお弟子さん達。また大勢のお客さんが来てくれるだろう。楽しみな事だ。
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by akiraogawaG | 2006-04-09 22:30