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輪行 観音崎

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朝天気予報を見て、空を見て、「今日でないと行く日はない」と急いで輪行の支度。時間は10分もかからない。

横須賀のソプラノ歌手Sさんに電話して今年の秋に予定されているサロンコンサート「スペイン」の打ち合わせを昼食を食べながらする。彼女の行きつけのお店に入り食事をしていると「K楽器」のオーナのK氏と偶然出会う。紹介して貰ってお話をする。

Sさんは仕事、僕は遊びと別れた。

観音崎へ向かう。走水を過ぎると海沿いにウッドで出来た散歩道がある。そこに自転車を乗り入れて走る。風は東京湾特有の冷たい東風と強い太陽光とが気持良い。海がざわざわと騒いでいる。見慣れた風景だが陸路自転車で来るとまた違っ風景に見えるから不思議だ。

写真はやはり自転車で来ていた中年の男性に撮影して貰った。ひとりで輪行しているので自分を撮すことはめったにない。感謝。

観音崎から浦賀に向かう。あっと言う間に浦賀に到着してしまう。東風の追い風に乗ったからだろう。
ベラシスヨットハーバーに行き喫茶室でコーヒーを飲む。ウイクデーのハーバーは殆ど人影が無い。
「アンギラ」に乗っていた頃、房総半島の帰りによくこの「ベラシス」に寄港した。静かな環境がここのそんなに大きくないハーバーの魅力だ。ここは旧日本海軍の秘密ドックの跡地に作られていて、そのレンガ作りのドックには、いまは静かな水ばかり。

京浜急行浦賀駅から電車に乗る。
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by akiraogawaG | 2007-05-29 07:33 | 自転車旅行

お葬式

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五月の晴れ渡った昨日の朝。僕の住む静かな住宅地でひっそりと死者が出ていった。
たまたまゴミ出すので外へ出たら見慣れない車が新築された家の前に停まっていた。

明らかに葬儀社の人と分かる人達が家の中から棺を担ぎ出している。窓は開かれていたので家の中に喪服の人達がいるのが見えた。
ぼくは足を止めて頭を下げて家の中に入った。家族だけで弔いを済ませる密葬なのだろう。

ぼくはそこの家の人と会えば挨拶をしていたし、そこの人が書いているブログを時々読んでいたのでそこの家の人の考えを知っていたのですぐ理解できた。
町内会からのお知らせもなかった。

家を新築するとその家で一番弱い人が死ぬと言うことを子供の頃から見てきたので「危ないなぁー」と心配していたが、また見てしまった。
ぼくの友人の建築設計をしている人と話したらやはりそうした事例は多いとの話だった。

その前の日、ぼくは高齢者の施設でボランティアの音楽会をした。

考えてしまう。お葬式と言うものは何のために誰のためにするのだろうか?
他にも最近ぼくのギター演奏を楽しみしてくれていたまだ若い人が、交通事故で突然死んだ。
ジャズバンドやっていたその故人の葬儀に顔を出したが、恐ろしく下手な「千の風」を仲間が演奏しているを聴いて逃げ出した。

死者は何も言わない。従って生者も何も言わないと言うのが礼儀ではないかとさえ思ってしまう。

ちなみにぼくもお葬式はいらない。大好きな海へ散骨して欲しい。
仲間や友人が「小川さんこの頃見ないね…。」「いやあいつは死んだらしいよ。」「そう言えばホームページも無くなっているよ。」
そんな会話が交わされてフェイドアウトして行くのが良い。

その日までぼくの精神の仕事と呼ぶものに気持ちを高めて行こうと思う。

今朝は昨日とは違って雨が降っている。住宅地は何も無かったように、人々も何も無かったように静かだ。
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by akiraogawaG | 2007-05-25 10:20

輪行 海辺の町を走る

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五月の風に誘われて三浦半島JR逗子駅にぼくは降り立った。
DAHONを唐草模様の風呂敷から取り出して、南へと走る。
昔ここの町の中学と高校にぼくは通学していた。逗子は海岸の町だ。
あぶずりのヨットハーバーで足を停める。
ここは中学生の時ぼくが海での泳ぎを覚えた場所だ。

更に南へ秋谷海岸まで行く。

紫外線なんかなんのその、裸になって潮風を感じようと上半身裸になって砂の上に横になる。太陽がまぶしい。

砂浜にパラソルが一つ、裸を楽しんでいるカップルがいる。

パラソルのした影強くして愛ふかし

ここ秋谷海岸にいると都会での生活がすーと遠のいてゆく…。「こんなところで静かに好きな女と暮らせたら…」といつも本気に思ってしまう。
世俗的な欲は全て捨ててひっそりと生きていたいと思ってから何年が経つだろう。

町も変わり海さえ変わったしまったのに、ぼくの本質は何も変わってはいない。

高校生の頃、試験時期になると何故かぼくは教科書とノートをもって鎌倉の山の中を歩きながら勉強する癖があった。
谷戸を見下ろす草叢に潜んで学校の勉強と妄想の狭間を楽しんだりしていた。
夕方になり谷戸にポット灯がともると悲しい気持ちになって「幸せなんてくるはずがない…」と本気で思った。

僕の自転車DAHON
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by akiraogawaG | 2007-05-25 09:11 | 自転車旅行