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西脇画廊

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 26年前、私はふらりと鵠沼海岸の小さな画廊に入った。絵をぶらぶらと眺めていたら、そこの画廊の主人が「あなたは何をしている人?」と話しかけてきた。それがはじまりになって画廊コンサートが始まった。
毎月小さな画廊にかなりの人々が集まって来てギターの演奏をした。ギター独奏ではとても毎月プログラムを組むことが出来ない。そこでいろいろなギターと楽器や歌とのコラボが始まった。私がいまでも続いているギターと他の楽器や歌とのコラボはここに原点がある。まさしく仕事をしながらの勉強であった。
その西脇画廊を先日ふらりと訪ねてみた。年を重ねても少しも変わらない画廊の主人と奥さんとで話しがはずんだ。
 ここで買った絵が一枚私の手元にある。山高 登さんと言う人の作品だ。山高 登と言う名前がまず面白かった。大手の出版社で美術関連の仕事をしていた山高 登さんは退職して行く人が退職後まもなく亡くなるのを見ていて、仕事のし過ぎが命を短くすると考えた。たまたま自分が趣味で描いていた絵の展覧会をしたところ売れた。そこで会社を辞めて画家になったと話していた。私がこの絵を買った訳は私が育った湘南の風景画が欲しかったのと、この絵が実はガラス絵であることが面白かったからである。絵を持つことなんぞ私には無いと思っていたから誰か知り合いがお店でも持ったらプレゼントしようと思ったからだ。西脇画廊さんとのお付き合いの気持ちもそこにはあった、絵はある時払いの催促なしと言う条件で買った。私が買ったこのガラス絵は誰も知り合いが店を持つことなんぞなかったから、私の手元にあってリビングの飾り絵になって無関心のまま何年もいまも放置されている。
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by akiraogawaG | 2009-02-24 22:43 | 芸術