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兵隊になったお父さん

昨今の右翼の台頭で身の回りに影響が出ている。安倍政権を支持する国家主義者と自由主義者のグループに二分される。
今のところ雰囲気上行経済は多くの国民の支持を受けて支持率は高い。アメリカ経済が比較的良い事がアベノミックスに幸いしている。

さて僕が書ける事を書かねばと言う気持ちにさせられるのは憲法改正議論である。1937年生まれの僕が少年の目と耳で経験した事。それは僕と家族にとってあるいは今の日本にとって重要な事であるかもしれない。

僕の父親は兵隊検査丙種であった。その父親に赤紙が来た時に「俺に赤紙が来るようでは日本は負ける」と本人は母親に言ったそうだ。
元々機械技術者であった僕の父親は酔った時などに「先生であるアメリカと戦争して勝てる訳がない」と言って周りの人達と喧嘩したそうである。

わりと裕福な生活をしていたこの家族は出兵御結と称する宴会を開いた。僕も学校を休み,老舗の中華料理店シェフの料理を食べ楽しんだ。
大人になって振り返って見ればあれは(生きたままの葬式)であった。もしかすると、いや、もっと確かに帰らぬ人になる。だから皆で御結いをしてと言う気持ちだったと想像出来る。神風特攻隊の兵士が出撃前の女買いと同じお結いだ。

その時期すで日本軍は負け戦が続いていた。硫黄島大敗が(玉砕)と言う言葉で飾られ、あたかも勝利しいたかのような錯覚を与えた。事実小学一年生の僕は日本は勝ったと間違えた、 日本は神国、負け無し教育の成果。

横須賀海軍に入った父親は海軍でありながら一度も艦船に乗ったことはない。だだの無駄飯食兵いであった。

帰還した父親は毎朝駆け足をしていた。そんな父親の後を追いかけて僕も駆け足。とおちゃん早い!海軍で毎朝駆け足をさせられた習慣が続いたせいだ。其れもやがて終わった。

中学校に入って民主主義教育を受けた。素晴らしいと思った。しかしもし其れが軍国主義教育だったとしたら、同じように素晴らしいと思ったのだろう?子供とはそうした者だ。
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by akiraogawaG | 2014-01-28 11:29

若き君たちへ

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ここのところ日本の政治情勢は右傾化が進んでいる。その根底に有るのは若い世代の狭窄的国家主義である。おっとこれは不味い、日本人は他国人に比べて優れていると言う思い込みである。気持ちは分かるが、これは間違い。そこで僕が経験した昔話をするのも無駄ではあるまいと思いたって書き出した。

太平洋戦争時代の僕のおじさんたちの生き方を辿って見ると時代が見える。母の兄妹の末の弟Tは興味深い。Tは戦争が始まるとどうせ赤紙が来るだろうから志願してしまった方が虐めに会わずに済むとさっさと軍隊に入った。敗戦時フィリピンにいた。負け戦。ジャングルの中に逃げ込み土地の人と一緒に暮らしていて敗戦をしらなかった。土地の娘との結婚話が出ていた。静かな日日が続いた(こりゃ、日本は負けて戦争は終わっている)と判断してジャングルから出て投降。Tは英語が少し出来た。収容所で優遇されてさっさと日本に帰還して姉である僕の母の所にやってきて同居した。父の仕事を手伝っていが、やがて消えた。それから何十年彼は「伊藤園」で働いていて「おい、お茶」などの商品開発を手がけ金持になっていた。反対側に小野田 寛郎がいる。あなたはどちら側の人?
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by akiraogawaG | 2014-01-22 12:39